運動不足によってEDになるのはなぜ?背景に生活習慣病の悪循環が!

運動不足によってEDを誘発!生活習慣病が主な原因

タバコの吸い過ぎや過度のアルコール摂取、食べ過ぎに運動不足など、一般的に「不健康」と言われる行動によって糖尿病や高血圧、高脂血症などの病気に掛かりやすくなるだけでなく、合併症としてEDがオマケとして付いてきてしまうことも。

 

では、これらの病気や運動不足がなぜEDに繋がるのでしょうか?

 

血管や神経系に障害がある場合A

糖尿病や高血圧、高脂血症は主に血管神経に大きなダメージを与える病気であるため、これらの器官が障害を受けるということは、全身を巡っている血液の流れを妨げてしまうことを意味します。

 

 

簡単にペニスが勃起するメカニズムを説明しますと、スポンジ状の組織である海綿体の中に血液が大量に流れ込み、血液が充満した結果「立ち上がる」という状態が作られます。

 

 

そのため、糖尿病や高血圧症によって血管が傷み詰まってしまうことは、全身の血流を悪くしてしまうだけでなく、性行為時においても陰茎に十分な血液を送り込めなくなるという障害を生みます。血液量が不十分だと全く勃起しなかったり、最初の内は勃起しても途中から柔らかくなってしまう、いわゆる「中折れ」の状態が起きるのはこのような理由があったんです。

 

 

もし自身でEDの症状を感じ始めているということであれば、裏を返せば何かしらの生活習慣病を患っている可能性が高いということになります。ED(勃起不全は)はこれら病気の前兆や初期症状を表している場合が多いんですね。

 

 

特に近年では生活習慣病の患者数は増加傾向にあり、潜在的な高血圧症の患者は3,400万人。
糖尿病患者はおよそ700万人いるとも言われています。
他にも内閣府が過去に調査した「体力・スポーツに関する世論調査」では、4人に3人が運動不足を感じているという結果が出ており、「運動不足を感じている」と答えた人の割合がおよそ74%と、かなり絶望的な数字に…。

 

皆さん頭では理解していても、普段如何に運動していないのかが分かります。

 

下記の円グラフを見てもらうと分かりますが、糖尿病、高血圧症患者の6割強〜8割近くの患者さんにEDが見られるため、運動不足に密接に関連する「生活習慣病=ED」という関係は決して言い過ぎではないのかも知れません。

 

糖尿病 高血圧症 高脂血症

症例数=47

症例数=84

症例数=34

糖尿病は、生活習慣病の中でもEDを引き起こしてしまう割合が最も高い疾患です。

進行具合によってEDの症状も軽度〜重度に分かれます。

高血圧は動脈硬化を引き起こしやすい原因1つです。

服用している薬がEDを誘引してしまう可能性もあるため注意が必要です。

高脂血症は高血圧同様に動脈硬化を引き起こしやすい原因の1つです。

 

生活習慣病が原因でEDが引き起こされてしまうのですが、あくまでも「ED」という症状が併発してしまっただけであり、状態によってはこれだけでは済まない可能性もあります。

 

 

最悪の場合、心臓病や脳卒中のような死に至るような病気にも繋がりかねません。

 

 

生活習慣病はその名の通り1年・2年といった極めて短い年数で発症するわけではなく、5年・10年・20年とかけて様々な要因が蓄積され病状が悪化していきます。

 

そのため、早い人だと30代半ばくらいから始まり、その後40代・50代の年代で発症してしまうわけです。

 

 

特に30代〜は働き盛りの年齢ですし、立場上人付き合いも増えお酒を飲む機会も多くなる傾向にあります。多くの人は一日のほとんどの時間を仕事に費やすことになるので、必然的に10代や20代の頃と比べ運動量もガクンと減ります。

 

 

その結果、摂取したカロリーと消費するカロリーが反比例してしまうため、目に見えない内臓脂肪やお腹周りにぜい肉が付き始め、俗に言うメタボの状態となります。

 

 

体が重くなってしまうとさらに運動が面倒になるため、「食べる ⇒ 運動不足 ⇒ 太る」という悪循環を繰り返してしまいます。併せて愛煙家やお酒好きにとっては益々生活習慣病を招く原因を自ら加速させてしまうため非常に危険です。

 

 

長年好んで続けてきた嗜好品ですから「禁煙・禁酒をすぐに!」というのはとても難しい話ですが、重要なことなので繰り返します。

 

生活習慣病は最悪の場合EDだけではなく死に繋がってしまう病気であるため、少しでも思い当たる節がある場合は健康な生活・健康体を維持するためにも、日頃の生活習慣を見直し運動不足を解消するようにしましょう。