動脈硬化の原因とED治療・改善方法〜血管若返りの3つの習慣〜

動脈硬化の原因とED治療・改善方法

まずは動脈硬化とは何か?ということから説明していきましょう。
動脈硬化は、動脈にコレステロールや中性脂肪が溜まり、詰まったりすることで内膜の内皮細胞に塊を作ることによって起こる血管の硬化です。

 

ちなみに血管は3層構造から成っており、内膜・中膜・外膜に分かれています。

 

そして、この内膜の内皮細胞にできた塊に、様々な不純物や血液中に含まれるカルシウムなどが堆積すると、その場所が徐々に石灰化を起こし始めます。歯や骨といった硬さにはならないまでも、石灰化によって段々と血管が硬くなる仕組みです。

 

 

血管が硬くなるのにはもう一つ原因があり、特に健康な状態の血管でも、血圧が高めだと注意が必要です。血圧が上昇すると血管に圧力がかかっってしまうため、その瞬間、内膜は一時的にですが圧力を調整する動きをするため、血管が硬くなります。
他にも過度のストレスやタバコを吸うことによって血管が縮んでしまうので、硬くなります。

 

 

これらの血管の硬化は一時的なもののため、原因さえ取り除けば元の状態に戻りますが、コレステロールや中性脂肪が詰まり石灰化の状態が加わってしまうと、動脈硬化を加速させてしまうことになります。

 

血管や神経系に障害がある場合B

では、なぜ動脈硬化がEDに関係しているのか?

 

それは、ペニスの動脈は身体の中でも特に細くできているため動脈硬化の影響が真っ先に表れてしまう部分だからなんです。自分の意思で血管の硬くなる部分をコントロールすることができれば、EDを遅らせることも可能かもしれませんが、現実的には不可能です。

 

 

以下の項目に当てはまる場合は動脈硬化になるリスクが高いと言えます。

 

・年齢:男性45歳以上、女性55歳上

 

・喫煙者

 

・血糖値:100以上

 

・太り気味(BMI=25以上または、腹囲男性85p以上・女性90p以上)

 

・アルコールを週3日以上飲む

 

・運動不足

 

・座って仕事をすることが多い

 

・血中脂質
中性脂肪:150mg/dl以上
LDLコレステロール:140mg/dl以上
HDLコレステロール:40mg/dl以上

 

・血圧:最高140/最低90以上

 

 

血糖値や血中脂質の中性脂肪・コレステロール値は、専用の検査キットや病院で血液検査を行わなければ数値を知ることはできませんが、他の項目に多く該当している場合は動脈硬化に注意が必要です。

 

男性と女性の年齢に10歳もの差がありますが、動脈硬化は女性よりも男性の方が早くなる割合が高いと言われています。

 

 

その理由としては、血管の内皮機能は女性ホルモンによって働きが高まるため、女性ホルモンの分泌量が多い女性の方が、男性よりも血管の状態が良い場合が多く、必然的に10年もの開きが生じてしまう訳です。

 

 

どうしても性欲が強い人は男性ホルモンが多めですから、比例して動脈硬化のリスクも少し高くなる傾向にあるのかも知れません。

 

 

動脈硬化がもたらすEDや心臓病、脳卒中といった状態を避けるためにも、血管のメンテナンスとして日頃の食生活と運動を考えなければなりません。普段の生活に意識的に組み込むだけでリスクは軽減しますから、積極的に行ってもらえればと思います。

 

血管を若返させるための3つの習慣

・抗酸化成分(ポリフェノール)を多く摂れる食材
(オリーブオイルや赤ワイン、緑黄色野菜)

 

・週2〜3回、20分程度のウォーキング
(呼吸をしながら行う有酸素運動によって血管や心臓にやさしい運動となります)

 

・ストレスを溜めない
(自律神経を安め副交感神経を働かすことで血管が拡張)

 

以上3つの習慣を行いつつ、年に1度は健康診断を受けて血圧・血糖値・血液中の脂質をチェックし、血管の老化具合を調べましょう。万が一異常が見られる場合でも、適切な治療と生活習慣を改善すれば血管のしなやかさを取り戻すことは可能です。